最強の資格とは何?
この世に最強の資格はたくさんありますが、今回紹介するのは“電検三種”です。
いわゆる“主任技術者”と呼ばれる資格ですが、なぜ?最強なのでしょうか?
私自身の失業や再就職活動などを通して感じたことの中から今回
最強の資格
について思うままに書き綴ってみました。
需要がある
有資格者に対する需要が非常に高いので将来性は今抜群と言えると思います。
例えばコンビニの横に物置小屋のような変電設備がありますが
あれはキュービクルと言って電気主任技術者しかあの設備の扉を開けることが許されてはいません。
コンビニだけではなく、事業所にはああいった設備がある場合が多いです。
しかし今、そのキュービクルを点検、保全できる人材が不足している状態なんです。
誰でも受験できる
通常資格ってその世界における経験年数などが問われることが多いのですが
この電検(三種)に限っては経験を問われません。誰でも受験できます。
電検三種の受験を行って合格さえすれば晴れてあなたは電気主任技術者となるわけです。
合格率は約10%!?
この辺はやっぱり厳しいですね。
誰でも受験できるとは言え電気関係の上級資格になるので甘くはないです。しかしだからこそ有資格者が少ないし、需要がある。
この電検三種さえあれば仮に電気関係の仕事をしたことなくても、再就職が可能になるかもしれません。
この資格の有資格者を必要としている企業が多いので、50代でも正社員になれる可能性が高いと思うのです。
電検三種がチャレンジする価値があるもう一つの理由とは
ボイラーや電気工事士、危険物などは誰でも頑張れば取得できる可能性の高い資格です。
受験者の6割程度が合格している状況がその難易度を示していますよね。
仮にビルメン“三神器”と言われる
- 電気工事士2級
- ボイラー2級
- 危険物乙4
を取得したとしても50代で再就職はなかなか難しいと思います。
まぁいいとこ契約社員かアルバイトでしょうね。
でも電気主任技術者(電検三種)を持っていると50代でも正社員としての再就職は大いに可能になると思います。
ただ先にも言った通り電検三種の合格率は大体10%~15%です。やはり並大抵ではないですよね。
とはいえ2級電気工事士程度の知識があれば十分に対応可能なレベルだと思います。
全く電気に興味のない方には無理かもしれませんが、内容は電気工事士の座学に必要な知識に積み重ねた感じなので
電工事士の資格をお持ちの方や電気工事の経験者には理解しやすい内容だと思います。
経験者ではなくても、少しでも電気に関する知見のある方テキストを使った座学が嫌ではない向きには大いにチャレンジしてみる価値のある資格ではないでしょうか。
お金をもらいながら勉強する
失業中だと貯えがあったとしてもなかなか勉強にお金を使えませんが
雇用保険を1年以上かけていた人は失業保険をもらいながら全国のポリテクセンターなどで職業訓練を受けることができるかもしれません。
電検三種を取得できるコースがあるわけではないですが、いたずらに電検の勉強をするよりも
お金をもらいながら、電気関係の仕事の実務を勉強をしながら電検の試験勉強をするのもいいと思います。
学校で自習もできますしね。
ただ闇雲に勉強して、受験して、就職活動をするよりも、
自分の人生における“ほんの少しの停滞期”
を受け入れながら勉強して自分自身のスキルを上げる方が後々
「よかった」
と、なるかもしれません。
先ずはハローワークに行って自分の気持ち(スキルアップして再就職を目指したい)を話しながら相談してみるといいでしょう。