底辺の仕事ランキングに堂々のノミネート!やっぱり警備員は底辺だった

客観的にも警備員は底辺

先日ある雑誌の編集部員によって“底辺の仕事ランキング”なるものが公開された。

それに対して大変な批判を受けてウェブ上の記事は削除されたようですが、その厳選された職業が

「土木・建設作業員」「警備スタッフ」「工場作業員」「倉庫作業員」「コンビニ店員」「清掃スタッフ」「トラック運転手」「ゴミ収集スタッフ」「飲食店スタッフ」「介護士」「保育士」「コールセンタースタッフ」

だったそうです。

なぜ警備員は底辺?

見事にランクインした警備スタッフですが

僕の考える警備員が底辺の理由は以前もお話したように・・・

給料

です。一説には

「すぐにそこそこの給料がもらえる」

って言う人もいるけど僕は全然そうは思わなかったですねぇ

だってボーナス無しで手取りが

16~17万円

ですよ。

こんなに過酷なのにこんなに低賃金だなんて・・・

こんな過酷な仕事も珍しいと思います。

なぜこんなに低賃金?

お金の流れで行くと警備会社は

最下層

だからです。お金の流れの太さで行くと

仕事の元請け大手ゼネコン→下請けの中規模ゼネコン→実際に穴掘る小さな工務店

というのがお金の流れ。その最も細くなったお金の流れの中の小さな工務店の次

最も細いお金、最も小さなお金を取り合っているのが・・・

警備会社

です。

会社の取り分は大したことない

警備会社とはいえ会社ですから・・・

「きっと会社はもの凄いピンハネしているんだろうな」

っと思うところですが

実際はどうでしょうか?実は・・・

大したこと無いです。ピンハネしようがない(笑)

警備会社が工務店に請求するお金は一人2万円いくかいかないかのお金

下手すると1万5千くらい?

そこから警備員の給料払って残ったお金で社長や社員の給料と設備費などの会社の維持費を賄う。

警備会社もラクじゃない(笑)

警備員は底辺の職業?

“底辺の仕事ランキング”にノミネートした警備員。

お金

という意味では警備員は間違いなく底辺です。

底辺の工務店からお仕事を頂く職業ですからね。でも

世の中に必要な仕事かどうか?っという意味では

雑誌

なんてものとは比べようも無いくらい必要な業種なわけで

存在意義は出版社に比べたら警備会社の方が全然上

故に無くてもいい業種の編集部が書いた記事など気にも留めませんが

お金の流れ

から見た警備会社は間違いなく・・・

底辺中の底辺だと思います(残念)

まとめ

より多くのお金が欲しけりゃお金の流れの太いところにいなきゃダメだと思います。

ガードマンなんかいくら頑張ったって大した給料になどなりません。

いい給料が欲しいのならば

お金の流れの太いところにいる必要があります。

転職を考える時

その業種全体を見渡して

最もお金の流れの太い所はどこか?

そこにはどんな仕事が、どんな会社があるのか

見て、考えながら転職するようにするといいでしょうね。

例えば同じ交通誘導の仕事でも

工務店にくっついている警備会社で交通誘導するよりも

NEXCOにくっついている警備会社で交通誘導をやった方が

年収単位では全然給料がいいのです。

もちろんそこには必要な資格などは必要になりますが

交通誘導2級警備業務

など持っていればそっちに行きやすくなりますよね?

なので先ずはそのために資格取得を頑張る!

そうやって・・・

ジワリ・・・・ジワリ・・・・

と、目標ににじり寄っていくのも一つの

生活向上計画ではないでしょうか。

底辺の職業ランキングその後

記事そのものは2021年の記事だったそうです。

何で今頃炎上?(笑)

ま、底辺と思しき職業の人を擁護する声が多いようです。でも

本当に仕事に偏見は無いですか?

無いっ”

って断言する人はウソつきですね(笑)

じゃ、今日から旗振りはあなたの番ね

って言われてやってみるといいですよ。

最初は物珍しさと新しい世界で楽しくさえ思うかもしれません。でも

すっかり慣れて、それが一生涯続くかもって思った時

「よしっ!がんばろっ」

って、思いますか?(職種と個人差はあると思いますが)

みんな他人事で上から目線

少なくともテレビの司会者やコメンテーターは

仕事干されて収入が途絶えた時

きっとガードマンなんかやらないで

死を選ぶでしょうね。

有名人はもちろん記事書いてる人たちは

絶対に自分はそこまで転落しないしその前に何とかする。できる!

って思ってる。僕もそう思ってた。でも

僕はガードマンに転落した。

ガードマン辞めた今でもあの時の事を

転落

って思ってる。

記事書いてる人やそのコメント見てると世の中には本当に嘘つきや偽善者が多いことがわかる(笑)

警備業はどうすれば浮かばれる?

建設工事は発注される時に大きく

  • 建設
  • 電気
  • 設備

と大きく3つに分かれます。これに

警備

っていう区分けができればいいと思います。

現状は穴掘り工務店のコバンザメ

本当は交通誘導なんて工務店の人が直接やりたいんですが

法律によって警備業を営む全くの別会社に依頼しなければいけないことになっているので

警備会社がある。

でも工事現場で使う資機材は全部工務店持ち。警備会社のガードマンは

ただ現場に行って旗振るだけ。

請け負え

”警備”っていう予算の区分けができれば

一人ナンボ

の収入から

一現場ナンボ

に変り、儲けられる可能性も出てきます。

そのかわり資機材の調達や管理まで行うようになると思いますが・・・

そうなれば警備会社に浮き上がる瀬はあるのかな・・・と

そこまでやる必要があるのか?

そこまでやれればガードマンも立派な会社員になれるかもしれませんが

そこまでやる必要があるのか?

っという気もします。弱小警備会社の社長も

小金が稼げればそれでいいと思っているでしょうし

何よりそこにしか居れない人たちが今度は新たな溜まり場を探して流されていかなければいけません(笑)

底辺の仕事は“底辺”としっかり認識して

そこにふさわしい人がふさわしい給料をもらいながらひっそりと生きていればいい

僕はそう思います。