ポリテクセンターのビル“管理技術科”で職業訓練を受けながら資格試験にチャレンジしてみて感じた事を思うままに書いてみました。
ボイラーの試験は意外に
先日ボイラー技師の学科試験を受けてきました。もちろん・・・・苦しい試験でした。
苦しい原因は基本準備が遅れたからですが、それ以外にも
興味が湧かなかったということがあげられます。
基本機械好きなんですが、なぜかボイラーには・・・興味ない。だから・・・アタマに入らない。
取得の順番がある?
とはいえ実際にボイラーの資格が必要になる仕事は結構あります。
何しろ国家資格ですからね。
ただし国家試験だけに覚えるべき知識もそれなりにありそれらを一気に頭の中に入れるのは大変だ。そこで
他の資格を取得する
実はボイラーの学科試験と危険物乙4はかぶる部分があるので、ボイラーが苦手な人は先に危険物を先に取得することをおすすめします。
もちろん逆も有りです。
参考書は選ぼう
もし僕のようにどうしても興味をもてなくて勉強に困っているなら参考書を選ぶべきでしょう。
おすすめは危険物で使ったユーキャンがおすすめです。
これはずぶのド素人がボイラーの世界に自然と誘ってくれるので普通に知識がつきます。
一通り終わったらネット上で“ボイラー 過去問”で、検索すると良いサイトがあるのでそちらで何度もチャレンジして下さい。
電気工事士の実技について
元々電気関係はキライじゃなかったので学科試験は通りましたが、実技試験は大変でした。
お義父さんの急死もあってあって十分な準備ができなかったこともありますが、それでも僕はあるていど練習できました。
でも普通の人はなかなか練習できないと思います。
これ、ネット上では独学で大丈夫なような書き込みが多いですが、絶対に真に受けてはいけません。
実技試験は複線図が命
実技試験は何かしらの工具を使ったことのある人は、工具の使い方に関しては心配ないです。一番の難関は
結線間違い
スリーブの刻印や接地線と電源側の区別など細かな項目はありますが、絶対に間違えてはいけないのが
配線
電気の流れを一カ所でも間違えるとその時点で試験は終わりを迎えます。
小さなミスは減点で済むかもしれませんが結線の間違いは即刻退場です。
そのようなことにならないようにするにはとにかく
複線図を正確に書けるようになることです。
しっかりとキレイに複線図を描ければ実技試験は7~8割方合格したも同然です。
試験に受かる複線図の書き方とは?
ここでは最も大事なことだけ言いますね。
- 電源の接地線(白)を真っ先に器具に繋ぐ
- 電源(黒)を真っ先にスイッチにひく
- コンセントも最初に白黒入れてしまう
先ずこれです。どんなパターンもサッサとここまでやって、後はその回路に見合う配線を考えながら複線図を書いて
課題を作りましょう。
そうすれば3路スイッチも4路スイッチもリモコンスイッチも怖くないですよ。
試験がスタートしたら先ずここまでサッサとやっちゃいましょう。
プロが挫折していた
僕の隣の人は大きな工具箱を持ってきていました。たぶん本職の電気屋さんなんでしょうね。
でも課題を全部できずに敗退してました。
他に周りの方々もかなり苦戦していました。屁みたいな道具でサッサとやっちゃった人って僕を含めて
ポリテクのようなところで訓練した方々だけでしょう。
電気の実技試験は絶対に侮ってはいけませんよ。