医師だからって“医者”と思うなかれ!ヤブ医師だらけの都府県ど~こだっ

名医は隣の県にいる

妻が同僚から

「腰が痛くてもう我慢できないくらい痛いの!誰かいいお医者さん知らない?」

っと言ってきたので妻は以前自分がヘルニアでお世話になった整形外科医を教えました。

その後その先生の勤務する病院へ行ったようですが、超人気のため予約しても診察まで1ヵ月以上待たされたそうです。

先日初めての診察と検査だったようですが、そこで先生から告げられたのは

「あなたの患部はどうやら股関節のようです。僕の専門外なので、僕の友人のA県の~先生を紹介したいんだけど」

っと言われたらしいです。しかし女房の同僚の方的には

  • 独り身の50代の女性で、付き添ってくれる人もいない
  • 痛みもあり、独りで遠い病院に行く自信がない

っという理由で、同じ病院の他の整形外科医か県内の他の病院への紹介を希望したが

「絶対に自分の知人じゃないとこの症状は無理!ましてこの辺の医者じゃ絶対に無理ですよ」

っと言われたそうです。そのお医者さんがそのように言うのにはワケがあるし

当らずとも遠からず・・・

かなと私たち夫婦は感じています。その理由は

本当にろくな医者がいない

私達の住んでいる自治体の病院はたった一つしかない医大出身の医師で占められています。

それ故か?特に整形外科はレベルが低く、女房の脳天を突くような激しい痛みの原因を見つけることさえもできませんでした。

女房が最初にすがったのが近くの開業医です。レントゲンで背骨を写しても

「どこも悪くないなァ・・・う~ん・・・」

対応策も無いので私はこの医師では無理だろうと思い、今度は少し離れた大きい病院の整形外科に連れて行きました。

30代くらいの若い医師でしたが“~県整形外科学会会長”!とか何かの肩書きをお持ちのようだったのでかなり期待して妻のMRI撮影の終了を待っていざ診察!しかし

患部がわからない・・・

「じゃ、ブロック注射打ちましょう。この注射は5回までしか打てませんが・・・」

っと言いながらその後10回も打ち、しかも効かない。「先生、ソコじゃないです」って妻が言っても言う事を聞かない。注射が終わっても痛みも引かずに腰を曲げて足を引きずるように出て行く妻を見て看護師が

「ブロック打ってこんなふうに出て行く人初めて見た」

って言われたそうです。

そんな女房の痛みの原因を見つけ、難しい手術で女房を救ってくれたのが私たちが同僚に紹介したお医者様でした。

妻がその先生の診察を頂いていた頃その先生が診察中に

「この県にはロクな整形外科医がいない」

っと言い放ったことがあります。私は驚きました。だって県内に一つしかない医大出身者でこの県の医療が行われているのに医師が他の医師の悪口を言ってることがバレたら・・・驚いた私の顔を見て先生が

「僕がこんな事を言えるのは僕が~の医大出身者だからですよ」

っと笑いながらいいました。つまり遠い都府県の医大出身者なのでここの地元の医大出身の医師のレベルの低さを非難してもそれほど影響は無いということなんでしょう。

免許さえあれば医師

僕の住んでいる地域には手術が失敗して寝たきりになったりびっこをひいて歩く人など結構います。

でも意外にみんな黙ってあきらめていますし回りの人も意外に医師を非難する人もあまりいません。理由は

お医者様は“特別”だと思っているから。

病院の先生には何か特殊な力を持っている。その先生がやってダメだったものは誰がやってもダメなんだろう

って思ってる。特に高齢者は。

でも僕らは知ってる。そんなことはないことを。

医者なんて医大に入って医師免許さえ手に入れればみんな医師になれる。

医師だからみんな病気や怪我を治せるかといえば答えは・・・NO

学校と一緒で同じクラス内で優劣が生じるし、おまけに学校ごとに偏差値にも差が出てくる。

私たち夫婦が紹介したお医者様は偏差値の高い医大出身者。

ゆえにそのお医者様は偏差値の低い医大出身者を信用しない。患者のことを最優先に考えると、同じ病院の整形外科の先生を紹介しないで自分と同じ偏差値の高い他県の友人のお医者さんを紹介したい。

当然の流れです。今後その方がハツラツとした毎日を過したいのであればそのお医者様の言うようにされたほうがいいでしょうね。

医師は選べない。“名”ばかり医師に要注意

突然僕に起きたてんかんも、若い造詣の浅い先生によって見当違いの投薬を続けられて最後は結局

交通事故に至りました。救急搬送時僕のカルテを見た同じ神経内科の先輩医師が

「えッ!?・・・こんな処方だったのか・・・」

っと半ばあきれていたそうです。最初からこの医師のお世話を頂いていればとっくに発作はコントロールされて事故も無かったかもしれませんね。

さっきは“名ばかり医師に要注意”と言いましたが実際はなかなか選ぶことができません。しかしいろんな方のお話を聞いてみるとやっぱり上手なお医者さんやヤブ医者さんは確実に・・・

います。

ですから急を要しない限り、できるだけ色んな人から聞いてから病院やお医者さんは選びましょう。

私の地域では救急車で搬送される人が声も絶え絶えに

「す・すいませぇ~ん運転手さぁ~ん・・・~病院だけは・・・や・やめてくださいねぇ~・・・・お・お願い・・しま・す」

って言われる病院、ありますよ(笑)