てんかんになってしまっては安全上自動車や機械の操作をさせないとか、一人で行う仕事や作業環境にさせないなどの配慮をお願いしなくてはいけなくなりますが、そうすると会社から疎まれて最悪
解雇
なんて事態にもなりかねません。そんな事態はどうしても避けたい。
一番いいのは今の事業所で今まで通りお勤めできることですよね?
どうすればいいのか?そのためには先ず発作が出ないカラダになればいいのです。
勤務した期間が長ければ長いほど事業所に対して愛着もあるでしょうし事業所の方にしてみたって信頼関係のできあがっている今のあなたにこのまま勤務してもらった方がいいはず。
ですから事業所の方にちゃんと説明して少しだけお休みを頂きましょう。
事の成り行きを説明して自動車の運転が危険な上一人作業が危険な体になってしまつたことを理解してもらった後あなたが
「発作の出ない身体になって業務に戻りたい」と訴えれば事業所ではきっとあなたを休職扱いにしてくれて健康保険の
傷病手当(休業中出なくなる給料の一部を負担してくれる)
の書類を用意してくれると思います(最悪業種によってはこの時点で“クビ”になる可能性もあります)
傷病手当には医師が記述する欄(診断に関わる欄)があるので提出できるのは病院に行き治療が始まってからですね。
すぐには使えませんが治療が始まったら医師の先生に必要事項をスグに書いてもらって早く提出した方がいいです。
お医者様から記入してもらうだけでも時間がかかる上に傷病手当は書類提出後
噂では支給まで3ヶ月かかるとも!僕も今の時点(2ヵ月と20日)で頂いておりません。
何よりもてんかんを治すこと
一度でも発作を起こしてしまうともう一生“治癒”という言葉を使ってもらえないてんかんですが、てんかんが治らなくっても
要は発作が起きなければいいんです
自動車の運転許可も“2年以上発作が無い”とか大型自動車などは5年以上発作が無いとかいうことで運転の許可が出ます。 要は“発作のなかった期間”を許可不許可のものさしとして考えているようですから
できる限り早く良いお薬と医者に出会って発作を止めてもらうこと
これしかないです。ただてんかんって神経内科の先生が看てくれるんですが
てんかんに詳しい先生は少ないです
僕がお世話になってる大病院の先生でさえ僕が運ばれてきた時間と発作の状況から“突発性の全般型てんかん”というお見立てだったのでしょう。
その日からバルブロ酸Naというお薬を処方して頂きましたがどうしても
約10日毎に発作が起きる
その都度先生は同じ薬を増量しましたがなかなか発作が止まらないのでイーケプラという薬も使うようになりました。
それから約3週間発作は止まりましたが今度は血液検査で肝臓値に難ありでコレもボツになり
今度は最初から使っていたバルブロ酸Naを最大限に増やす!という処置に!しかしその後我が家の法事による昼食時の会食の場で一族全員いるところにて、てんかんの発作を披露してしまい一族“ドン引き”
そして数日後交通事故により入院
事故後はビムパットという薬に変わってました。がこの薬が秀逸で以来3ヶ月程発作無しで血中濃度も問題なし。
やっといいクスリに出会えたようです
初めて発作を起こしてから実に三ヶ月近くかかりました。
最初からこのお薬にしてもらえてれば会社を辞めることなく、クルマを失うこともなく今頃は・・・って言うのは言いっこ無しですよね^_^;
てんかんに限らず治癒の難しい病気のお薬の処方って難しくて大体が
“トライ&エラー”
の繰り返しになることが多いです。
パーキンソン病の父の場合もそうでした。父の場合は1年かかったんじゃなかったかなぁ