変態警備員が怒る理由
パワハラオヤジにも五部の利
ベテラン警備員にはいろんな変態がいますが、その中でも
激しく怒る人
は確実に多くいます。そんな彼らはなぜ怒るのか?
考える必要など全く無いんですが(笑)
考えてみました
真剣さが違う
そもそも交通誘導業務とは
工事現場内での交通事故を防ぐために
交通誘導専門の人を工事現場に配置した方が良いという建前なので
現場での交通事故の発生などあろうものなら
「・・・切腹します」!(笑)
とベテラン警備員達は強く考えていると思います。それなのに
「大丈夫!ホント、誰でもできる簡単なお仕事だから」
などと警備会社の担当者にほだされて
もともと警備員なんかやる気ないけど警備員しか仕事が無いので
仕方なくやって来た新人おじさんが入ってくれば
仕事に対する考え方の温度差によってベテラン警備員の血圧が上昇するのは
当然といえば当然かもしれません
誘導技術を先鋭化するのは独身警備員
また更に
警備員というと独身が多いのですが
独身者が勤務後に考えるのは今日の晩メシと・・・現場の明日
- 明日現場はどんな作業になるのか
- 明日の立ち位置はどうしようか
- 今日なぜあの時、あの車を止められなかったんだろう
- あの車の進入を防げなかった理由は?
- あの作業に対するもっと効果的な誘導方法があったのでは?
などと考え、警備員の配置から旗の振り方まで何度も反すうしながら
翌日を迎えるわけです。
これが独身警備員のルーティーンなので
独身警備員の誘導技術は日々先鋭化して
その誘導技術に他の警備員はついていけません
なのでベテラン独身警備員は無能な新人警備員に対して怒りがこみあげてくるのではないでしょうか(笑)
まずはまじめにしっかり取り組もう
何も無いのに怒鳴る人は少数だと思うので、怒られたら
- 何を怒っているのか?よく聞く(後で聞く)
- 本人が教えてくれない(聞けない)なら他の同僚に聞く
- メモる(日時も記入)
- どうすべきだったか書き出す
こんなふうにして同じ失敗を繰り返さないことが大切です
交通誘導警備の仕事はピンからキリまで
交通誘導警備には確かに誰にでもできそうな仕事はありますが
いろんな経験を積まないと到底できそうにもない仕事も多くあるのは事実
最低1年は色んな現場を経験させてもらううちに
仕事の基本や面白さ、意義に気が付いてくるでしょう
そしたら仕事は楽しくなるでしょうね
僕はちょうどその面白くなってきた頃に辞めました
これ以上続けたらたぶんずう~っと警備員やりそうだったから
続けてもよかったんですが仕事の過酷さのわりには給料安く
同僚にも辟易としてましたしね
2級は取ったけど今後使う事はあるかな
無いことを願う