先日建設現場の小さなプレハブ内で朝の朝礼時に同僚の先輩からKY用紙の内容がさっぱりダメだとして
「なぜわからない?」とか「普段何も考えないでボーっと仕事してるからそうなんだ」
などと他社の皆が見ている前でこき下ろされ酷い目に遭った。しかしその後現場所長からの助け舟があったのが妙に嬉しかったのでここに記録しておこうと思った。
皆の前で自社のパワハラのお話し
私が皆の前でこき下ろされて数日後の朝礼後、いつも監督さんや作業員さん、そして我々で雑談するがその時は所長の建設会社内でのパワハラ事例を面白おかしく取り上げながら皆の笑いを誘っていた。
その甲斐あってか他の監督さんや作業員さんの風当たりも変りいい感じで仕事ができるようになった。
ダメオヤジ扱いだった
先輩からこき下ろされた後はそれまで何事も無く仕事できていたのに急に風当たりが悪くなり何かにつけて
「~さん。~はいいですからしっかり交通誘導やってください」
っと息子のような年齢の若い監督さんに言われるような始末。しかし所長さんのパワハラ笑い話の後はそれが無くなった。
やはり部下を持って長の付く仕事をしている人は違うなぁとしみじみ思った。
あまり気にしていなかった
オレをこき下ろした先輩はたぶんオレと同じか少し下くらいの年齢だろう。ガードマンと言う仕事に対しては人にも自分に対しても非常に厳しくその姿勢は実に立派だと思う。
ただ独身で親兄弟と折り合いが悪く定住している住所が無く50ccのバイクで毎日雪の日もどこからともなく通勤してくる。以前は会社に泊まりこんでいたようだが禁止令が出た後はネット喫茶などで寝泊りをくりかえしていたようだ。
そんな彼が自己の人格を保つためには職場内での優位性を保つ必要があるのはわかる。だからオレも何を言われても「はいはい」と対応できた。
まわりがどう思うか?わからない
僕がパワハラに動じなかった理由の一つがこれ。
賢い人ほどパワハラ加害者が期待するように考えないものだ。パワハラ加害者に同調するのは雑魚だけ。それがわかっているから俺はむしろ逆に抵抗しないでかわいそうなダメオヤジを演じることができた。
こういうパターンはいい歳して失業してガードマンやってるかわいそうなオヤジを演じた方が
- 本当にいい人は誰か?を知ることができる
- 相手の手の内を知ることができる
- 相手を逆に貶めることができる
などなどで、ダメオヤジを演じる方が得るものも大きいと思う。
会社に泣きつくのは危険
明らかにあっちのパワハラだが、だからといって会社に助けを求めても無駄かもね。
何しろ今まで会社に多大な貢献をしてきたのはあっち。こっちはただのぺーぺー(笑)どっちの味方をすべきか?会社はよくわかっていることだろう。
一番やっちゃいけないのが
一番やっちゃいけないのが皆の見ている前でのケンカ。かっこ悪いだろうね。
でも見てる人たちはおもしろいだろうな(笑)
まとめ
結局何もしないでやられるだけやられた方がいい!っという結論です。申し訳ない(笑)
それもたくさんの人たちの目の前で。そうやってかわいそうな奴を演じることでこっちは何かを得られるかもしれない・・・
っというお話しでした。
・・・がんばろ