保険屋は皆同じではない
交通事故の時既往歴に“てんかん”があると給付金を出してくれる保険屋さんと出してくれない保険屋さんとに明確に分かれるようです。
同じ案件でも保険会社によって対応が若干違うかもしれないとは思っていましたが、今回の交通事故による手術や入院でしみじみそう感じました。
結婚して子供が生まれて家族を背負っていると万が一の事態に備えて、何がしかの保険に入ろうとして誰しも何がしかの保険に入っていることだろうと思います。このとき
立派で大きな保険一本で予想される様々な災難に対応しようとするのもいいですが万が一、その保険屋さんが“ダメーッ!”って言ったら・・・もの凄く怖いと思いませんか?
そういう事態を避けるために高価な保険一本に入るよりも、安価な保険に複数入った方がいいと感じました。
給付金の出ない保険屋もある
実際今回は運良くというか、僕が入っていた保険会社のほとんどから給付金をいただけましたが、結局お支払いいただけなかった保険会社(日本)もありました。どうせ出す気がないのなら予め
“事情はどうあれてんかんを持って起こした事故に関しては一切給付金を給付しません!”
ってわかりやすくアナウンスしてくれていれば納得できるんですが、加入させる時は間口を大きくしておいていざ給付となるとアレコレ小さな文字で書いてある条文を持ち出されるようではたまりませんよね。
でも、それが保険会社の現実なんでしょう。慈善事業ではなく、もうけるためにやっているんですからね。その辺は理解できます。
今回僕の場合
今回の僕の事故・入院・手術場合ですが、JAとアフラックと県民共済さんなどは給付金を頂きました。特にアフラックは給付金の支給が早くて驚きました(審査してない?(笑))
監督署の傷病手当はかなり時間はかかりましたが結局いただけました。おそらく所轄では判断し切れず本局までこの案件が上がったので給付が遅れたのでしょう。係官も「苦労しました・・・」っとおっしゃていました。
ただ残念ながらあ〇お〇保険からはいただけませんでした。いつもお世話になっている担当者の方もハッキリと理由は言ってくれませんが、やっぱり既往歴のてんかんが引っかかっているんじゃないか?っということでした。
まぁ他社からは思ったよりもスム~ズにいただけましたし面倒なのであ〇お〇保険に抗議はしていません。
ダメはダメでしょうからね。
保険は複数入らないとダメ!
今回てんかん発症→事故→入院→退院→手術・入院→労災・保険金の請求といった一連の出来事から
てんかんを持っていると保険会社から嫌われるし、いざという時に頼りにしていた給付金をいただけない!っという事態になることもある・・・
っという事がわかりました。
今回特に驚いたのは絶望視していた行政(労災)が、時間はかかりましたが結局支給して頂けました。「どうしてだろ?」っと考えてみると、たぶんコレは明確な法律違反が無かったからだろうと思います。
民間の保険に関しては法律違反が無くても何か道義的な意味で(てんかん・ドクターストップ中の事故)支給しないっ!という決定を下す会社もあるということもわかりました。
これらを勘案すると保険というものは大きな保険1本で何もかも対応しようとするよりは、我々のようなてんかん持ちはよく吟味しながら広く浅く複数の保険に加入しておいた方が安全なのかもしれません。
って言うか、今「我々のような」って言いましたが僕は昨年の春までてんかんの“て”の字も無かったのが突然発症したんですね。ですから今何とも無くても保険の入り方には注意が必要かもしれません。
まぁあくまでも僕個人の考えですけどね。皆さんはどう思いますか?