てんかん日記|自動ブレーキの付いたクルマに乗りたい!今後に望む安全運転支援システムとは

発作が無くなってから2年経過。自動車を運転する権利が出てきた時に注意したいこととオススメの車とは

自動車の運転!全然OKだと思ってますか?

薬が決まって発作が無い状態が2年も続けば

「オレ、もう完全に大丈夫なんじゃない?」

って思いますよね。でも忘れた頃に発作を再発するのが怖いところ・・・らしいです。

特に普段のお薬の“飲み忘れ”

も再発の原因らしいです。夜中寝ている時だったらまだしも、もし自動車の運転中だったら?

って思うと・・・ゾッとしますよね。

服薬中はもちろん!お薬を卒業しても

以前も記事にしましたが発作を抑える薬を服薬中は副作用の心配がありますし完全に克服したと思われ、お薬の服薬を止めても“再発のリスク”からは死ぬまで逃れようもありません。

一度発作を起こしてしまうとその後の経過がどんなに良くても普通の怪我や病気のように“完全に治った!”っとは言えないのが残念ですよね。

ですが現代は一定期間発作も無く、服薬も終えていれば大型免許や二種免許(主にバスやタクシーなど)もOKになっています。(服薬なしで5年以上発作がない場合)

ただし免許証の更新毎に医師の診断書がひつようになりましたし、自動車の運転に向いていない状況下で自動車の運転を続けている人を医師が公安委員会に通報できるようにもなっています(医師に義務は無い)

昔は自動車の免許さえも取得できなかった時代もあったようですが、現代は発作を抑えるお薬の発達と共に、ほぼ全ての国民に許されている権利を剥奪するのはかわいそうでは?っという声もありそのように法改正がなされているようです。

現代の車はモノや人を感知できる

“一定の条件の下”であれば運転できる

とはいえ、万が一にも絶対に交通事故など起こしたくないですよね。そこで自動車を運転するための一定の条件をクリアされている方には“安全運転支援システム”付きの自動車の選択をおすすめしたいと考えています。

最近の新型車は“安全運転支援システム”というシステムにより

  • 前方に障害物を検知すると停止しようとする
  • 車道からそれると警報音や自力で車線に戻ろうとする
  • ブレーキとアクセルを踏み間違えても急発進しない

などの動作を自動車が自発的に起こす装置がとりつけられている車種もだいぶ多くなりました。こういった車種に乗ることにより万が一走行中に発作を起こしても一人の犠牲者を出すことも無く、自分自身さえも助かる可能性も格段に上がるかもしれません。

どこのメーカーが最もいいのか?

2018年11月現在ではスバルやメルセデスベンツで採用されているシステムが最も性能が良さそうです。特にベンツの場合、運転手が急に発作などで気を失った場合

ハザードランプを点灯させて左側に寄って停車させるんだそうです!

凄いですね。これなら万が一の事態に備えたといえるでしょう。

しかしこういった技術は日進月歩でいつ、どこのメーカーの性能が向上するのか?なんてことは誰にもわかりませんよね。

僕としては将来的には目的地に勝手に自動車が走っていく“自動運転システム”が付けばいいなぁっと思っていますが(笑)そうでなくても

  • 一旦停止の標識と停止線を検知し停止後左右の安全を確認できる
  • 信号機の色を検知できる

目の前の人やモノだけではなくこういったものも検知できるようになれば交通事故は更に格段に減ると思いますし、我々のような発作経験者としても

安心して自動車に乗れるってなもんですよね。

シートベルトのような“安全運転支援システム”はできるのか?

昔は交通事故によって全国で毎年1万人以上、多い時は1万5千人もの人が亡くなっていました。しかしその後運転時のシートベルト着用の義務化によって年間の交通事故による死者数は7千人程度になっています。

多い時の半分程度です。これはもうほぼ“革命”と言っていいレベルの減少の仕方だと思います。この現在の死亡者数を更に半分程度にできるような安全運転支援システムが出来上がってくれればありがたいのですが

メーカーの今後の努力に期待しています(^^)

いつまでも新型車に乗る方法とは?

現在の新車に装備されている安全運転支援システムも数年後には

型遅れのシステム

になります。残念ながら。しかも現在のシステムでも

  • 雨の日
  • 雪道

これらの環境下では安全運転支援システムの性能をいかんなく発揮する事はできない・・・

つまり安全運転支援システムがカタログ通りの性能を発揮できるのは

晴天の路上だけ(ベンツのレーダーシステムは違います)

もちろんこういった欠点も時間をかけながら克服していってくれるとは思っています。しかしそのたびに

自動車を買い替えるわけにはいかない・・・

で、カーリースなんてどうですか?

少し前まで企業ではあたり前だったんですけ最近は一般の人も普通に利用されるようになりましたよね。

「最後自分のモノにならないのに毎月高いお金を払うなんて・・・」

こんなふうに考えている方も多いと思いますが、それは車両代金だけを考えるせいでしょう。自動車って維持するのに自分がどれだけお金をけているのか?多分知らないからでしょう。例えば

  • 毎年来る税金
  • オイル交換代
  • 冬タイヤとその交換
  • 車検代金
  • 任意保険代
  • 万が一の事故の時の対応

こういうの全部やってくれての料金ですからね。しかもリース期間が終了したらサッサとその車リース会社に返してまた新型車に乗り換えればいいんです。

便利なシステムではないでしょうか?特に高齢者にはオススメだと思います。