自動車の空気圧は空気圧センサーにおまかせ。乗り心地とハンドリング改善

最近なんだか乗り心地が落ちてきた?時々ハンドルが左にとられるような気がする・・・

そんなふうに感じている方も多いかもしれません。普段乗っている自動車の不具合の原因に自分で対処するのは難しいですが、自分で対処できることもたくさんあります。

この記事ではハンドリングや乗り心地と密接な関係にあるタイヤの空気圧について、足りなければどうなるのか?多すぎるとどうなるのか?前後左右バラバラだとどうなるのか?

そしてどうすればいいのか?を自分の経験も交えてお話しします。

タイヤの空気圧を誰も気にしない

普段誰も見事なくらいタイヤの空気圧を気にしていませんが、それではせっかくの自動車の性能を損していますよ。ところでこんな方いらっしゃいませんか?

空気圧は春と秋のタイヤ交換の時だけ

このような方は間違いなく冬は空気不足、夏は空気過多な状態で自動車に乗っています。すると冬は滑りやすく夏は乗り心地が悪い状態になっていることでしょう。

指定空気圧よりも多めにしている

例えば純正値が200kPaの自動車に「燃費が良くなるかも」という理由で250kPaかそれ以上の圧でタイヤに空気を入れる方がいるようですが、そのようにするとブレーキ性能が落ちタイヤも偏磨耗を起こし寿命が1年縮むかも。

タイヤの空気圧を純正値に保つ

タイヤの空気圧をメーカー純正値に保つとイイ事だらけですよぉ~

真っ直ぐ走る

ハンドルが左にとられるのに悩んでいましたが4輪とも空気圧を純正値にしたら・・・直りました。前後左右の空気圧を整えても、高かったり低かったりしただけで真っ直ぐ走りませんでしたねぇ

揺れない

サスペンションってタイヤによるギャップの吸収まで考慮されているんでしょうか?車内の揺れや衝撃がなくなりました。

パンクがわかる

普段からタイヤの潰れ加減などを気にするようになると著しく空気圧が下がっているのがわかる時があります。気が付いた時点でパンク修理をやってもらえば2~3千円程度で済みますが、すっかり空気が無いのにムリに走らせると・・・タイヤ一本買う羽目になります。

タイヤが均等に減る(偏磨耗しない)

タイヤがキレイに減っていくので長持ちします。故にカーブでのグリップ力も上がります。

まとめ

タイヤは春から夏、秋から冬にかけて20~40kPa程度増減するので1ヶ月に1度はガソリンスタンドなどでチェックするようにしましょう。

最近は車内で空気圧がわかる“空気圧モニター”などという便利な商品もあるので大いに利用してみるのもいいですね。

いつも空気圧を高めにしていた方は「えぇ~?大丈夫かなぁ~」って思うかもしれませんが、実際に走ってみると納得すると思いますので、特に純正値で走ったことのない人は是非試してみてくださいね。