警備員が怒鳴るのはなぜ?我慢しないですぐ辞めよう

警備員はすぐ怒鳴る

警備員の先輩方ってほとんどスゴい怒鳴る。

僕らは今までの人生で他人様を怒鳴りつけることなんてほとんどしてこなかったからビックリ。

警備会社って反社会勢力だっけ?(笑)よくもまぁあんなにも人様の事を怒鳴ることができるもんだと驚く。

そこで今回の記事ではなぜあの連中は怒鳴るのか?自分の知見で考えてみました。

ガードマンが怒鳴る仕組み

よく怒鳴るガードマンは決まって仕事がよくできます。でもガードマンの場合の

“仕事ができるッ!”

の意味、よくわからない向きもあるかもしれません。

なので工事現場のガードマンの場合の

“仕事ができる”

に関して少し具体的に言うと

  • 車両の接近をいち早く察知して、一般車両か工事関係車両かを見極めて適切に誘導
  • 工事車両が出入りする際の車両の誘導と規制材の素早い開け閉め
  • 規制材が適切に配置されているか?常に監視して不適切な箇所は随時直す
  • 交通量の多い信号機のある交差点での工事でスムーズな交通の流れを作れる
  • 規制開始や終了、ライン引きなど動きの多い作業員や作業車の動きに臨機応変に対応しつつ一般車両や自転車、歩行者を誘導できる

こんなようなことが普通にできるレベル。この時に経験の浅い相方が自分の思い通りに動かない時・・・

「!”#$%&’×∑∰∤∔∓∐↑△□◁♂’’&%$#!ッ」

(笑)っと怒鳴るわけです。

独身警備員共通のガードマンしかない人生

私たちは仕事が終わっても急いでスーパーに行き、食材を購入して晩ごはんの準備をしたり子供を迎えに行ったり、早めに帰れる時は普段なかなかできない行政手続きを行ったり

毎日やることは山ほどあります。

でも先輩ガードマンの多くは皆独身で家庭が無いので仕事が終わっても

「今日は何食うかなぁ~」

くらいしか考えることはありません。彼らは自分がその程度しかやることのない気楽なご身分なのはよく知っています。

でもだからといって家庭持ちの人に独身っというだけでナメられるのは死ぬほど我慢できないようです。

独身はナメられるのが死ぬほどイヤ

僕も以前そうだったんですが仕事のスキルでは完全に上なのに、同僚から独身だというだけでナメられるのは

死ぬほどアタマにきます。

僕も独身時代に建設現場である種の仕事を請け負ってやっていたことがありましたが、既婚者の作業員が

「給料が安い」とか「生活が苦しい」などと愚痴るのを聞くのがイヤでした。

「もっと稼げばいいのに・・・努力が足りないからそうなんだ」とか「オレのようにがんばればいいのに」

などと考えたものです。

既婚者って何かこう自分の不遇を妻や子供のせいにしているように見え、だらしなく見えました。

結婚してわかる“世間の狭さ”

話は変りますが家庭を持つと自分のコミュニティーの他、女房のコミュニティー、子供のコミュニティーが合わさるので間接的にコミュニティーが広がります。

なので普段生活してても

「いつ、どこで自分が、家族が誰かのお世話になるかもしれない」

っと思うと、誰との関りも大切にしなければと思います。

しかし独身者は自分しかいないので、今イラッとしたのかどうか?それだけで態度をあらわにします。

だからストレスがたまりません。そういう意味では独り者はやっぱりラクですね。

敬意が欲しい

たしかにそういう意味で独身はラクなんですが、こと仕事においては自分の仕事のパフォーマンスに対して

敬意が欲しい

っと思っているんだろうと思います。

独身だろうが何だろうが今は工事現場で交通誘導という仕事を一緒に、しかも職長として皆に指示を与える指揮官として働いているのですから、一定の敬意があるのなら自分の指示に対して

はい

っという返事とともにそのようになるような行動が欲しいのだと思います。

独身だというだけでナメる年長者

怒鳴られる年長者も悪いと思います。

ガードマンを最初からただの旗振りと考えて仕事自体を簡単に考えているのがミエミエだったり

自分のペースで付き合いたくて軽口たたいてきたり

独身ガードマンにしてみれば仕事は真剣勝負の場なんですね。三流社会人の軽口は現場においてはただの雑音でしかなく、イライラしてくるんだろうと思います。

ひねりも深みもない独身

まぁだから相手を怒鳴りつけていいというわけにはなりませんよね。リーダーたる者、カチンときても

「まぁそう言わないで・・・」

と、とりなしながら警備会社に流れ着いた不良社会人を上手に使う人間的深みが欲しいところなんですが、独身なので一時の感情でワッ!っと言ってしまうわけです。

仕事しかない独身警備員

案外性格が仕事に合っていて、仕事のおもしろさに気が付いてその後仕事能力が大きく伸びた独身警備員。

通常の事業所なら3年も働けば若手を育てるような立ち位置になるのですが、元来のゆがんだ性格でそれまでのお勤め先でマトモにやれた事がないので

後進を育てる事を知らない

それでも現場はどうしても2~3人でやらなければならず、その中にはどうしても一人は新人やキャリアの浅い奴を入れられる。で、怒鳴りつける→泣きながら辞めていく→新人→泣きながら・・・

の悪しき輪廻。

まとめ

僕も怒られながら「あぁ・・・この人全然ダメだなぁ」「なんでこんな人に怒られなきゃイカンのかねぇ」

などと考えていました。

でも仕事はちゃんとできるし・・・

ちゃんと教えてくれればいいんですけどね。ムリでしょうね。

教える能力の無さを棚に上げつつ「仕事は自分で盗むもの」などと言います(笑)

あぁいう性格は歳も歳、治らないんじゃないでしょうか。

発達障害の可能性もあります。気持ち悪いくらい怒る時ありますからね。何ていうか怒りをコントロールできてないというか・・・

こっちが我慢しても今度は鬱になるかもしれませんしね。パワハラ案件としてハローワークに相談すれば失業保険もすぐに出るかもしれません。

その時に備えて普段から録音アプリで勤務を録音しておくといいでしょう。

我慢するのか?しないのか?

どっちかにハッキリ決めて、我慢するなら「そういう人とは勤務しません」と会社にハッキリ言うか

「人間関係がイヤなので辞めます」と言うか

はっきり決めた方がいいと思います。

今警備会社でパワハラは、デリケートで深刻な問題として捉えているので大いに対応してくれます。

会社に言ってもダメならハローワークに訴えていきましょう。