先日読んだコラムが衝撃的だったので、少しでもたくさんの人に知ってほしくて書いた記事です。
原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
福島第一原発によって日本は滅ぶはずだった
あの東日本大震災で政府と電力会社が最も心配したのは人的被害ではなく・・・
原発
東京の電力のために福島に設置した原発
「そんなに安全なら東京に作れっ!」
っと言われながら福島に作り大地震。その結果崩れ壊れヘリコプターで水をかけ続けて一生懸命冷やした。
大爆発を起こさなかったのはヘリコプターのおかげ?
違います。絶対にありえない奇跡が偶然起きただけのコト。
その偶然のおかげで東京を含む日本の東半分が非難しなくて済んだだけのことでした。
原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
原発に地震対策は無い
福島第一原発が受けた地震のエネルギーは800ガル(地震の強さ:震度6強相当)だったそうです。800ガルで原発は
- 全ての電源を失った
- 1、2、3号機はメルトダウンした(核燃料が融けて圧力容器の底に溜まる)
- 点検中で貯蔵プールにあった4号機の核燃料が水素爆発でむき出しになった
などの被害
原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
福島は運が良かっただけ
じゃぁなぜ東京を含む東日本が滅ばなかったのか?
それはさっき言った2つの偶然が日本を救っただけ。どんな偶然かと言うと
- 地震前から行っていた工事のおかげで?4号機の取り出されていた核燃料の貯蔵プールの横に、普段水の無い場所に十分な水があった
- 欠陥格納容器のおかげで?蒸気が漏れていたため大爆発を逃れられた
日本が滅亡しなかったのは電力会社や政府のおかげではありません。欠陥容器と、たまたま行われていた工事のおかげでした。
原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
原発が地震に弱すぎる
原子力発電所は800ガルで滅びましたが
民間の一般住宅は5000ガルに耐えられるように造ってあるのだそうです。
日本の原発は民間の住宅よりも地震に弱い作りなんですね。
800ガルで崩壊した原子力発電所って台風でもヤバくね?(苦笑)
原発訴訟で運転差し止めた判事は二人だけ
国各地で提起された原発訴訟で、原発の運転を止める判決を出した裁判長はたった二人だったそうです。
今回僕が見た記事は元福井地裁裁判長、樋口英明氏による講演で、なぜ裁判所が原発に「ノー」を突きつけたか?赤裸々に語った内容です。
たぶんこういった内容は当時全く伝わってこなかったのは・・・裁判中であると同時に政府や電力会社にとっては世間には決して・・・
知られたくない内容だったからに他ならないのではないでしょうか。
原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
原発事故の責任は誰も取らない
通常不祥事が起きた場合、組織のトップや担当部署のトップなどはそれなりに誰かが責任を取るものです。しかし・・・
原発事故の責任は誰も取りませんでした。
被害が大き過ぎるので取りようが無いのはわかりますが、あんな危険なものを何の対策もなしに使い続けていた責任は誰かにはあるはずです。
その責任のある人には、政治家だろうと役人だろうと電力会社の人だろうと是非退職していただきたいと思います。
じゃないとまた何か日本を滅ぼす大変な事件を起こすから
原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
意思は選挙で
東日本大震災時の“日本が滅びるかもしれない・・・”っという恐怖を知っているのはたったの二人。
政府や電力会社には震災のほとぼりが収まった今
また原発をやりたがっている人たちが大勢いるそうです。
僕たちは、あの時なぜ助かったのか?っということをちゃんと知って、政治家や電力会社が今何をやっているのか?しっかり観察しながら
もし、原発をやりたがっている政治家がいるようなら、原発をやりたがっている電力会社に便宜を図るような政治家がいるようなら
選挙で、国民としての意思を、明確に表明しましょうね
たかが政治家にこの国を自由にさせてはいけません
彼らの自由にさせておくときっと・・・
日本を滅ぼしてしまうから