お金かけて進学校に下宿して入れてもらって
だけどその学校に行ったのは楽器をやりたかっただけなのでちっとも勉強しないで赤点だらけで
挙げ句の果てに警察に捕まって停学になって退学ギリギリで何とか卒業して
その後楽器をやりに東京へ行き
何もつかむこと無く30過ぎてから失意のまま帰郷して
それから間もなくなぜか?楽器のコツをつかみ
その後一念発起して一人で始めた自営業で大変な失敗をして仕事に嫌気が差して
転職した40手前にようやく結婚して子供をもうけて
家族や親のためにネットビジネスや投資、ネットオークションでがんばって稼いでいたら
税務署のえじきになりがっつり追徴課税!
その後貧乏暮らしのまま15年経過
50代中盤に突然てんかんを発症し交通事故!
それまで15年勤めた事業所を退職し
自動車の運転免許証も2年間停止
今、求職活動に向け職業訓練校に通いながら資格取得に向け勉強中
今までこんなに勉強したことなかった
人生は不思議
高校時代勉強が嫌で勉強から逃げた
それなのに今、こんなにも勉強している
いっそ高校時代マジメに勉強してた方がいい人生になった?
てんかんになって免許無くなって酒タバコNGになって仕事辞めることになって今こんなに勉強してる。これは・・・
必然?
なぜかそう思えてしょうがない
先達のお導き?
いや何も宗教やってないけど(笑)結構マジでそう思う
ウチの先達ってけっこう厳格で偉い人多い
戦争中も戦場に行くんじゃなくて国内で幹部として働く・・・みたいな
なかなかの家系・・・かも
そんな一族の中で俺はとんだ落ちこぼれ。一族の“恥部”的な人間
この前までやってた仕事もクルマの解体屋だし
きっとご先祖さん、不憫に思ったんだろうなぁ
病気と事故はメリットしか残さなかったか?
今回の事故は
- 俺以外死傷した奴はいない
- 自分の怪我は大したことなく障害も無し。おまけに発作は完全にコントロール済み
- 大事にしていた車は廃車だがクルマに係る経費も無し
- 徒歩と公共交通機関に馴れ暮らしは逆に楽になった
- てんかんの発作を誘発するので酒、タバコを止め
- 辞めた方が良かった事業所を円満に退社
最も大きなメリットはダメな事業所をスパッと辞めることができた事
自分で言うのも何だがオレはお人好しで義理堅い
お世話になった事業所に対しては仕事で返したいし返すべきと考えていた。
給料が安いからとか将来が不安だからとか完全な自分都合で「辞めます」って言えないタイプ
でも妻と娘、実家の両親の事を考えればあのままあの会社で生きていていいはずも無く・・・
そんな事業所をスパッと辞め、金のかかるクルマ、酒、タバコを止め、新しい仕事を得るために職業訓練を受けながら資格取得を目指している。
不良少年の更生プログラム?(爆)
発作は完全に無くなったが障害者としての優遇措置を得られている。これはひとえに“先達のお導き”?
そんな気がしてならないのです。
人の一生はプラマイゼロ
誰かが言ってましたが人の一生は差し引きゼロになるそうです。
学生の頃大っ嫌いだった勉強を今さらこんなにも行うとは夢にも思いませんでしたが、この辺もやっぱりその通りでした。
50も過ぎてから“勉強”って言うのもなんですが、せっかくいい機会を頂いたのですから精一杯やれることをやって人生をやりなおしたいと考えています。
今まで自分で思うところの“良いように”頑張ってきましたがちっとも上手くいきませんでした。
ならばこれからは“自分”ではなく、導かれるままにやってみようと思ったわけです。
こんないい歳して俺って・・・なんて前向き志向なんだろう(笑)
還暦前ですがこれから人生勝ちに行きます(笑)
さてさて・・・これからどうなることやら
「先達のみぞ・・・知る」です