普段はまるで普通で自覚症状など何も無い快適な状態から突然パソコンの電源がシャットダウンするよりも早く一気に意識が無くなるてんかんですが、実は平時の脳波でてんかんかどうかわかるそうです。
前回救急車で運ばれてから今度は、てんかんなのかどうか?確認するために脳波をとりたいということで再度病院を訪れたことを記事にしました。
自分で運転して病院に来てしまった
まだてんかんと決まったわけではないのですが、医師から自動車の運転を控えるように言われていたのに僕はついクルマで病院に来てしまいました。
勤務先はマイカー通勤じゃないと通えないような場所ですし、事業所では大型特殊免許を必要とする重機も使っているので急に自動車を運転するなと言われてもいまいちピンと来なくて
「どうせまだハッキリとてんかんだと決まったわけでもないし・・・」
などと自分に都合よく考えてしまって救急車で運ばれたあの日以前とすっかり同じ生活を送っていました。
脳波でわかるのか?
てんかんの疑いが強いとは言え、まだてんかんと診断されたわけではない。だいいち僕は生まれてからてんかんなどの脳の病気など何も無かった。50歳を越えてからいきなり・・・てんかん?
そんなバカな・・・だいたい発作中でもないのに何でもない時に脳波なんかとったってわかるのか?
そう思いながら検査用のベッドの上に横たわりながら検査。その後脳波を採取した技師の方に
オレ:「担当医でもないあなたには答えられないかもしれないけど、僕はてんかんだと思いますか?」っと聞いてみた。たぶん答えないだろうと思っていたが
技術者「・・・たぶん・・・てんかんですね。そういう波形が出ています」
オレ:「・・・・」
この日は脳波の検査だけなので医師の診察もなくこのまま帰宅しました。やっぱり車で。
医者にも言われた
それから3~4日経ってから若い神経内科の女医(偶然だが救急搬送された時に処置をしてくれた先生)から「てんかんですね。脳波にも出ています。まぁ後日もう一度撮ってみますけど」と宣告されてしまった。
僕が「発作が起きていない平時の脳波でてんかんかどうかわかるんですか?」っと言うと先生は「わかります」っとキッパリ言う。
てんかん患者には普段から特有の波形があるらしく、先日撮ったオレの脳波にそういう波形が見られるらしいのだ。この時点でオレは完全に“てんかん持ち”になってしまった。
そしてこの日も診察終了後車で帰る。本日処方されたお薬はバルプロ酸Na
てんかんを予見できた?
今思えば事業所で何度も気を失いそうになった時点で脳波を調べていればてんかんの発作を起こすかもしれないことがわかったかもしれません。
しかし最初重機の部品にアタマをぶつけて近くの大きな病院の神経内科医に日に何度も気を失いそうになると言っても「わからないなぁ」って言ってたし・・・
脳波測定しないとわからないんでしょうね。その当時てんかんを予見できたとしても、その後仕事を変えるなど自分なりの対策はとらなかったと思うし・・・
もしてんかんの発作が疑われるような経験がある人は絶対に脳波とって医師の診断をいただいた方がいいですよ。てんかんかどうか?ちゃんと判るらしいです。
てんかんとわかると困る
と言っても「そうか。オレも最近そんな症状があったんだ。よし、行ってこよう」っとして病院に行って脳波とってみごとにてんかんと判明!
その後どうなる?
・・・はい、暗い未来が待っています。その記事はまた今度。