先日“交通誘導警備業務2級”の試験を受けてきました。
もちろんそのための勉強と事前・特別講習は受けましたが、その中で
「今回の試験はコレおさえとくとだいぶラクだったかもなぁ~」
って思った項目を簡単に書き出してみました。
覚えておきたい交通誘導警備業務2級学科試験の知識
あくまでも今回の試験(R3/6)、個人の見解ですので自身で断捨離してくださいね。
国家公安委員会と地方公安委員会
ルール法律に関するものは国家公安委員会。警備会社の営業や業務に関するものは地方公安委員会。
3年ルールと5年ルール
3年を覚えるのがいいでしょう。2つですからね。
- 合格証明の返納を命ぜられた日から起算して3年を経過しないもの。
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律による命令又は指示を受けた者であって、当該命令または支持を受けた日から起算して3年を経過しないもの。
免許のいらない警備員
1・2級の資格免許のある警備員とそうではない警備員。高い頻度で出題されるようです。
駐停車禁止と駐車禁止
例えば工事規制帯前後5メートルは駐車禁止だが停車はできる。
保安用資機材とその他の資機材
その他の資機材とは警備員が身に付けている装備。
保安用資機材の設置場所
クッションドラム(縦に並べる)→ロボット→規制車、の順に設置
公共の福祉に反しない限り→迷惑をかけない限り
と理解すると、めんどくさい文字列が腑に落ちる。
交差点は一時停止。それ以外では進路を譲る
緊急車両がきた時の一般車両のとるべき行動は文字通りそのままです。
それを交差点→交差点以外。又は一時停止した→進路を譲った
こんな感じで入れ替えてきます。
歩行者用通路の幅員と理由
正解は0.75から1.5メートル。0.75メートルは車椅子の幅からきている。
6歩と15度
敬礼の仕方でよく出るらしい。6歩→3歩とか15度→30度って感じで入れ替えてくる。
3分10秒
トランシーバーで3分もしゃべったことないので意外に誰も知らないと思う。
15度~30度
規制材を置いていく時の角度。
停止・進行などのホイッスルの吹鳴音
設問の表現と自分のイメージが違うので、問題集を数種行って確認する事を推奨。
巧遅より拙速
通報時のこと。遅くて上手な説明よりも、とにかく早い説明がよいということ。
AEDや人工呼吸などの一次救命処置は医療行為ではない
一次救命措置は誰でもできます。内容を要確認。5cmとか100~120とかいう数字は覚えとく。
二次が医療行為。
構えと防御わざを混同しない
「構えにはひじ寄せと片手外回しが・・・」「防御わざには体さばきや正面の構えが・・・」
構えに防御わざが入ってたり、防御わざに構えが入ってたり・・・上記はどちらも間違い。混同しないように注意。問題をよく読む。
合否は学科で決まる?
各都道府県では合格率が非常に大事になっているので、実技試験においては合格ラインに
やや届いていない・・・
っという程度なら合格にしているのではないか?っという噂があります。(笑)が、学科はマークシート方式で中央一括管理なので・・・
お目こぼしができないそう・・・です。
ある程度実技が流れに沿ってできるようになったら、ひじが曲がってるとか腕の角度とか細かいことは気にしないで、
ひたすら学科の問題集を繰り返し行い、
事前講習で指示いただいた項目を完璧に覚えるのが良いと思います。
まとめ
とにかく会社からいただく交通誘導警備業務2級の問題集を最低3回は行うのが良いでしょう。そうすれば上記のようなことは言われなくてもわかってきます。
たった2問しかしくじれないですからね。いくら自信があっても合格発表まで合否は誰もわからないのではないでしょうか。
ちなみに実技で文言を忘れたら言うのはあきらめて、次の動作に移った方がいいようです。
いくらアマアマの実技でも、時間オーバーだったり、試験官に「次、何でしたっけ?」なんてうっかりカンニング行為に及んだりすると、合格の見込みは全く無くなりますからね。
気を付けましょう。