普段あまり感情をあらわにしなかった親が急に怒り出したりすると・・・
認知症?
って思っちゃいます。実際認知症の初期症状では怒りっぽくなるとは言われていますが、最近の精神医学ではそもそも認知症になりやすい性格があるんだそうで・・・・
認知症になりやすい性格は
協調性の無い人
こんな人が認知症になりやすいんだそうです。
協調性の無い人・・・どんな人なんでしょう
- 人の意見に耳を貸さない
- 人に指図されるのが嫌
- 一応相づちをうつが実は全く聞いていない
- 言われたやり方でやらない
- 人の言うことをきかない
- グループの作業よりも一人の作業が好き
優しかった父が急に怒りっぽくなった
そう感じる人もいるかもしれませんが“怒らない”と“協調性がある”は
イコールじゃない
仕事でも家庭でも便宜上というかたてまえと言うか、何事も声を高くして言う人に対しては
「はいはい」とか「うんうん」と言っといた方が物事が円滑に進む場合が多いです。そこでそのように振舞っているだけで、そもそも
協調性があるわけではないのかもしれません
怒りっぽい=MCI
MCIって認知症予備軍の事を言うんだそうです
現役時代や職場、家庭でもうんうんって言ってた親が急に怒りっぽくなるのは心のたがが外れてきたのではないでしょうか
以前ならうんうんって言ってりゃ丸く収まるからそうしてた。でも本心では違うと思ってた。そうして本心を隠してきた。だから
優しくていい人
を演じることができた。でも、認知症の初期症状が出てきて
いい人を演じる必要性を感じなくなってか?
その日の気分にもよるんでしょうけども、違うものは違うと言いたい時もありますし
右からも左からもわけのわからないコトを言われるとイライラする事もあります。
以前は我慢していたんでしょうけど認知症の初期症状によって・・・
我慢できなくなるんでしょうか
認知症初期から回復へ
一旦認知症予備軍になってしまった人が回復するのは大いに可能なんだそうです。その方法は・・・
- 有酸素運動
- 睡眠
この2つだそうです。
有酸素運動なんて言ってますが高齢者の場合は散歩で十分だそうです。1日30分くらいのですね。
なぜかはわかりませんが統計的に運動をする高齢者は運動をしない高齢者の人よりも認知症リスクを
3分の1まで下げれる
ということがわかっているんだそうです。なので認知症から回復するには先ず運動ですね
で、もう一つが睡眠
十分な睡眠が取れていないと脳内に神経毒となるアミロイドβタンパクというものが出るんだそうな
それを睡眠中に脳脊髄液が洗い流すのが睡眠中だそうで、短時間の睡眠しかとらない人は
十分に洗えないそうです
どんな人でも睡眠は6時間以上がいいそうです。実際「私は1日に3~4時間しか寝ないわよ」なんて言いながら歴史に残る大変なお仕事をしてきたサッチャー元首相やレーガン元大統領などは晩年認知症になってしまったそうです。
どんな偉大な方でも寝不足が続くと痴呆症になってしまうんですね
アミロイドβタンパクは20年がかりで
「おぁッ!そうかっ!!だったら今日から早く寝るようにしよう」
って言ってももう手遅れの可能性が高いそうです。なぜならアミロイドβタンパクは・・・
20年以上蓄積されて痴呆症を発症するから
つまり今までの不摂生は取り返しがつかないんですね。でも今日から早く寝るのはイイ事です。今以上の蓄積を防いでくれますし
脳脊髄液によって蓄積されたアミロイドβタンパクが減少する可能性も否定できないから
既に痴呆症予備軍と言われているのであれば運動と十分な睡眠をとれるようにして快活な毎日を送れるようにしましょうね。