勤務中知らないうちに青あざ?!発作が起きて意識が飛ぶ瞬間はこうだ!

最初のてんかんの発作から約1ヵ月半後にその事件は起きました。

今にして思えば日中普通に立って働いているのに何の前ぶれもなく突然意識が消失したんですね。これがてんかんの恐ろしさということなんでしょう。

今回は重機を使った工場内で自分が経験した怖い想い出を記事にしました。

もうろうと立っていた

「おいッ!大丈夫か?しっかりしろ!とにかく座れ!」

同僚がオレの肩を抑えてそう叫んでる。でもオレには彼がなぜオレを座らせたがっていいるのか?全くわからない。でも俺にはやらなきゃいけない仕事があるので

「おい・・何言ってんだよ。なんで座んなきゃいけないんだよ」

っと言っているうちにもう一人の同僚がクルマで駆けつけて

「今社長と連絡取ったらとにかく病院に連れて行けって言われたからこのクルマに乗せて!」

今度は二人がかりでオレを車に乗せて病院に連れて行こうとする。

オレ:おいおい、病院ってオレ?だったらせめて着替えた方がいいだろ?

同僚:いいからいいから。とにかく病院に行こう。な。

結局病院の外科?で脳のCTを撮ったが異常は何も発見されなかった。ただオレの頭部左の眉間あたりに大きなタンコブができたくらいで済んだので再来院の必要も無し。それは良かったのだが

帰りの車の中で最初にオレに寄り添っていた同僚の話だと、トラックで会社に来たら俺が重機のそばでボ~っとした感じで立ってたので

「何やってんの?」

っと話しかけながら近くに来たら左眉間の辺りから血を流していて、仰天した彼が話しかけたことに対してオレの回答も何かわけのわからないコトを言うのでもう一人の同僚に携帯電話で相談して“病院に連れて行こう”となったらしい。

とにかくわけがわからない

診察後二人には謝罪と感謝の意を伝えたが実は俺・・・なんでそうなったのか?全然わからない。なぜならオレはぶつかる瞬間を覚えていないし、ぶつかった瞬間の痛みも倒れたことさえも覚えていないのだ。

オレが覚えているのは気が付いたら同僚がなぜかオレを一生懸命座らせようとしていたことと、オレが「何で座んなきゃいけないのよ」って問いかけを無視してとにかく病院に行こうとしていたこと。

作業着の汚れ加減を見るとどうやらぶつかった後に転倒していたようだが最初の同僚がオレを発見した時は血を流しながら立っていたという。つまりオレは無意識のうちに、反射的に立ち上がっていたのか?

1ヶ月半ほど前にてんかんと思しき発作で深夜救急車で運ばれていましたが、その時にハッキリとした検査結果は出なかったので会社には報告していませんでしたし正直なところ“てんかん”などという病気を罹ってしまった!などとは考えたく(認めたく)なかったので病院も普通の怪我として処理していただきました。

でも今考えるとこの時スグに神経内科の(別の病院の)担当医にスグに発作として連絡していればその後のもっと大きな事故を防げたのかもしれないと思いました。

昼間の事故は発作だったのか?

この時まで会社や同僚には自分がてんかんかもしれないことは隠していたので偶発的な事故としていましたが内心「もしかしたら・・・発作だったかも」って思っていました。

このまま事業所に隠したまま仕事中に何かこれ以上大きな事故を起こしたら・・・

妻や母親の勧めもあって休み明け朝一みんながいる時に思い切って「実は・・・」っと話しました。みんなはそもそもてんかんをよく知らないけど昔クレーン車が悲惨な事故を起こしたあの突然気を失う病気!?くらいの知識があるくらいでしたがでもまさか同僚のオレがそういうことで悩んでいたなんてピンとこなかったようでした。

その後も解雇にもならず同じ仕事を続けていましたがそれから約1ヵ月後に決定的な事故を起こしてしまいました。その記事はこちら

この頃、よくフワッフワッっとした感じでよく・・・

意識が無くなりそうになってた。

立っているのに、特別眠かったわけでもなかったのに。

でもなぜかあまり深刻に感じなかった。なぜだろう?

でもあの時はほんと、あとちょっと、寸でのところでこちら側に帰ってくるような感じで戻れる。

今考えるとスゲー感覚を味わったもんだ。